日本犬を代表する犬種であり、日本国内だけではなく、
アメリカをはじめ、外国でも愛される秋田犬には、
どのような魅力があるのでしょうか。
秋田犬は、とても賢く、飼い主や家族に忠実なことは、
忠犬ハチ公の心温まるエピソードからも、よく知られています。
秋田犬は、大型犬で、しっかりとした身体つきでとても堂々としていますが、
顔立ちはとても優しく、秋田犬の表情に癒されるという人も多いといわれています。
また、子犬の頃の秋田犬は、いっそう愛らしく、
ずんぐりとした身体つきに太い尻尾がとてもかわいらしく、
成犬とは一味違った子犬の姿に魅了されるという人も多いそうです。
そして、一度秋田犬を飼ったことがある人の中には、次も秋田犬を選ぶという人も多く、
たとえば、ヘレン・ケラーやスティービー・ワンダーも、
秋田犬に魅了され、続けて秋田犬を飼っていたそうです。
しっかりとしつけられた秋田犬は、むやみに吠えたり、抱きついたりしませんから、
小さな子どもがいる家庭でも安心して飼うことができます。
また、秋田犬は、とても運動量の多い犬種なので、毎日散歩したり、遊んだりと、
一緒に身体を動かしながらコミュニケーションを取り、楽しむことができます。
このように、秋田犬は家族の一員として、
一緒に過ごす犬種としてはぴったりですから、大型犬を飼いたいと考えている人は、
ぜひ一度、素朴で優しい表情の秋田犬に会ってみてはいかがでしょうか。
日本犬の大型犬の中でも、とても人気の高い秋田犬ですが、
秋田犬はどのような性格なのでしょうか。
秋田犬のルーツをたどると、もともとは狩猟犬や闘犬であった犬種が、
品種改良により、現在のような家庭で飼われるペットに至ったといわれています。
そのため、もともとは、闘争心が強い性格であった秋田犬ですが、
現在のように家庭で飼われるような品種に改良されたあとは、
飼い犬や番犬としてふさわしい、賢く、飼い主や家族に忠実な性格が特徴です。
特に、秋田犬の賢く、飼い主に忠実であるという性格は、
「忠犬ハチ公」の犬種が秋田犬であることを考えてみると、
イメージしやすいのではないでしょうか。
また、秋田犬は警戒心が強いことから、
この性格を生かすことで、番犬として、最適な犬種であるともいえます。
その反面、秋田犬は、少し頑固な一面も持ち合わせていますが、
飼い始めの早い段階で、しっかりとしつけることで、
従順な性格に変わるといわれています。
ただし、飼い始めの段階でのしつけをしっかりしておかなければ、
頑固なまま成長してしまうことになり、
大型犬である秋田犬は、なかなか飼育が難しくなってしまう可能性も高いので、
最初に秋田犬の性格を見極めることはとても重要であるといえます。
秋田犬は、名前が示すとおり、秋田県大館市発祥の犬種で、
正式な呼び方は「あきたいぬ」です。
日本ではとてもなじみのある、忠犬ハチ公が
秋田犬であったことも、よく知られています。
秋田犬は、国の天然記念物にも指定されていますが、
現在、国の天然記念物に指定され、純血種が生存している犬種は6種類で、
秋田犬はその中でも唯一の大型犬です。
秋田犬の祖先は狩猟犬であり、その後、闘犬として交配が行われ、
現在の秋田犬の品種が確立されたのは、
今から100年ほど前のことといわれています。
大型犬に分類されている秋田犬は、
成犬体重は、オスが約40〜60kg、メスが約30〜50kgまで
成長するといわれています。
秋田犬の体つきはとてもがっしりとしていて、
胸のまわりはしっかりとした筋肉で覆われ、
足も太く、全体的にたくましく見えます。
また、秋田犬は「巻き尾」と呼ばれる、日本犬に多く見られる、
くるっと巻いたような形の尻尾をしています。
そして、秋田犬の巻き尾には、さらに右巻き、左巻き、二重巻きなどの種類があり、
太くて巻かれた尻尾はとても特徴的です。
また、秋田犬の毛色は、赤、白、黒、斑、胡麻、虎の6種類ありますが、
赤、白、虎がもっとも多く、黒の毛色の秋田犬は
日本には現存していないといわれています。